テクニカルガイド
データ形式はPDF/X-4による完全データ入稿でお願いします

ご入稿いただくデータは、お使いのアプリケーションより
PDF/X-4に書き出してご入稿をお願いします。
PDF/X-4またはPDF/X-1aでの入稿も可能です。
PDF入稿ができない場合はご連絡ください。担当スタッフが随時対応いたします。
万が一、ご入稿されたデータから不備・不具合が発見された場合には、お客様にデータを修正していただき、
再度ご入稿することとなり、大幅に時間を要してしまいます。(弊社での修正は原則として行いません)
イラストレーター用テンプレート
イラストレーターで作成されるお客様のためにトンボ・ガイド付きのテンプレートを用意させて頂きました。
デザイン作成時にご使用下さい。(IllustratorCC バージョン17以降)
ダウンロードページにてサイズと断裁方法をご確認の上、ダウンロードしてご利用ください。


入稿データ(PDF/X-4)の作成方法
PDF/X形式 (ISO15930) のPDFデータを書き出すことができるアプリケーションにて作業を行ってください。
PDF/X-4:2008(ISO 15930-7:2008)またはPDF/X-4:2010に準拠したデータを作成してください。
PDF/X-4:2007(DRAFT)はPDF/X4:2008と同等とみなします。
ご注意
オリジナルデータを独自の方法でご入稿いただいた場合、印刷範囲をオーバーしていた際には規定サイズに納まるよう等倍にて縮小、あるいは変形倍率にて縮小させて頂く場合がございます。
埋め込みフォントに関してはライセンスにご注意ください。アウトラインデータでの入稿をお勧めしております。
RGB画像の埋め込みやスポットカラーの色指定は正常に印刷ができない場合があります。4色分解したデータを作成頂くか、PDF作成の際に変換を行ってください。弊社でのカラー変換は承っておりません。
透明効果を使用できないアプリケーションを使用する場合はPDF/X-1a:2001に準拠したPDFデータを作成してください。
PDF設定ファイルのダウンロード
折込チラシ特急本舗用PDF設定ファイルをご用意しております。
PDF設定ファイルイラストレーターでの設定方法
手順.1 | 手順.2 | 手順.3 | 手順.4 |
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「編集」メニューから 「Adobe PDF プリセット」 を実行する |
「読み込み」を実行する | ダウンロードした 「.joboptions」ファイルを 選択する |
読み込まれたことを確認し 「OK」をクリックする |
※一度設定を行えば、次回より設定項目を選んでPDF保存するだけです。
※ダウンロードしたファイルは読み込み後不要となります。
データ作成時の注意事項
イラストレーターを使用することを想定し各種注意事項を記載しております。
絵柄サイズについて
四方化粧断裁(規格サイズ)の場合
アートボードを基準にレイアウトを行ってください。
印刷後に断裁を行うため裁ち落とし(仕上がり)線の外側に3mm塗り足しを作成してください。裁ち落とし(仕上がり)線の内側には3mm文字などの重要な情報をレイアウトしないでください。
PDF書き出し時には、データ制作時に裁ち落とし設定を正しくしていた場合は「ドキュメントの裁ち落とし設定」に、データ上に裁ち落とし設定をしていない場合は「天地左右3mm」の裁ち落とし設定にて書き出してください。
袋断裁(輪転チラシサイズ)の場合
仕上がり紙面サイズより天地左右に約10mmの余白と、爪痕及びダイヤマークが入ります。そのため絵柄はテンプレートのガイドまでとしてください。
【絵柄サイズ】B3:363×525mm / B4:252.5×363mm
部分的に数ミリはみ出しても印刷は可能ですが、紙の端部へ近付くほどカスレなどが発生するため、はみ出し量は最大でも3mm程度としてください。
両面印刷について
オモテ面、ウラ面の指定をしてください
4/1c及び4/4cの場合は入稿データのファイル名またはデータ内に オモテとウラの区別がつくようにしてください。
B4サイズの場合
特に指定がない場合、オモテとウラが交互に重なった状態で出荷いたします。ただし、作業ミス防止のため必ずウラ・オモテの指示をしてください。
B3サイズの場合
オモテ面が山折・外側(裏面が谷折・内側)として出荷いたします。必ずウラ・オモテの指示をしてください。
天地左右について
指定がない場合は絵柄の向きにて印刷を行います
絵柄の方向・PDFデータの方向にて印刷いたします。ウラとオモテの天となる辺が同一となります。デザインの関係で異なる指定があれば事前にご相談ください。
裏表で縦横位置が変わる場合
オモテ面の絵柄方向を基準に、左下から右上方向に向かって裏返した際に、ウラ面が絵柄方向となる配置にて印刷を行います。デザインの関係にて異なるパターンにて印刷したい場合は、対となる天地左右の辺に目印を記載してください。
使用画像ついて
プロセスカラー(CMYK)に分解したものでレイアウトしてください
RGB画像での入稿は受け付けておりません。
RGB画像を使用している場合はCMYK画像に置き換えて頂くか、PDF書き出し時にカラー変換を行ってください。
意図した色彩や明るさと異なる場合がありますので、弊社での画像変換は行っておりません。
クリッピングパスは必ず閉じてください
photoshop EPS画像などを切り抜き使用している場合は、画像のクリッピングパスが閉じていることをご確認ください。 オープンパスの状態では意図しない印刷結果となることがあります。
カラーモードについて
デザインデータのカラーモードはCMYKのみで色指定してください
RGBモードでの入稿は受け付けておりません。
CMYKモードであっても、特色指定(スポットカラー)の指定がある場合は正常に印刷できません。プロセスカラー以外で色を指定している場合はCMYKに変換を行ってください。
オーバープリントについて
白色(紙色)のオーバープリント(ノセ)は行わないでください
白色をオーバープリントに設定すると、印刷時に見えなくなります。同様に薄い色でオーパープリントを設定すると非常に見にくくなります。濃い色の前面に薄い色がある場合はご注意ください。
小さな文字(墨)にはオーバープリントを設定してください
色柄の前面に小さな黒色の文字が重なる場合などは必ずオーバープリントに設定してください。ノックアウト(ヌキ)では明朝体など細い字体は特に読みにくくなります。
概ね12pt未満の細い墨文字、ゴシック体などでも8pt未満の墨文字は必ずオーバープリントを設定してください。
設定に問題がある場合は仕上がりについて弊社では責任を負いかねます。書き出したPDFをプリントするなど事前に十分ご確認ください。
トラッピングについて
色相が異なる重なりにはトラッピングを作成してください
色相が大きく変わるオブジェクトの重なりにはトラッピング(毛抜き合わせ)をしてください。ノックアウト(ヌキ)では紙色が僅かに出てくる場合があります。